万家文化がこのほど発表した公告によると、映画俳優のヴィッキー・チャオ(趙薇)が同社の実質株主(実際の株主)になるという。「京華時報」が伝えた。
同公告によれば、万家文化の筆頭株主の万家集団と西蔵竜薇文化伝媒有限公司が23日に株式譲渡合意に調印し、同集団が保有していた同公司の流通株1万8500株が西蔵竜薇に譲渡されることになった。これは同公司の株式全体の29.135%にあたり、譲渡価格は30億6千万元(約516億6千万円)に上る。西蔵竜薇は4回に分けて同集団に代金を支払うとしている。
万家文化の現在の筆頭株主は万家集団で、実質株主は孔徳永氏だ。今回の譲渡取引が完了すれば、筆頭株主は西蔵竜薇に変わり、実質株主は趙薇になる。
公告によると、この趙薇とは有名な映画俳優で歌手で監督の趙薇のことだ。趙薇は業界で「エンターテインメント会の女バフェット」などと呼ばれ、ここ数年はさまざまな上場企業に投資して金融経済界で話題になっている。その投資先で最も有名なのはアリババ(阿里巴巴)影業集団有限公司と浙江唐徳影視股フン有限公司(フンはにんべんに分)だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月27日
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