在札幌中国総領事館が26日に明らかにしたところによると、24日はキャセイパシフィック航空の4便が離陸できず、香港・マカオからの観光客を中心とする旅客500人余りが新千歳空港に足止めされた。そして旅客たちから総領事館に救助を要請する電話連絡が入ったため、総領事館側はすぐに食料や水、毛布などの物資を準備し、次々と現場に届ける手配を行ったということだ。
また足止め時間が長時間に及んだこともあり、旅客たちに焦りや不安が見られたため、総領事館ではそれらをケアするサポートも行ったという。この大雪の影響で、キャセイパシフィック航空のほかにも、東方航空、中国国際航空、大韓航空などの便も欠航となり、足止めされた旅客も非常に多かったこともあって、空港内にはやや混乱が見られたという。その後、次々と離陸していく航空会社がある中で、キャセイパシフィック航空の離陸だけが遅々として進まなかった。キャセイパシフィック航空の大幅な離陸遅延はどうやら新千歳空港のボーディング・ブリッジの手配と関係があったようだ。その後、総領事館側の空港と航空会社双方への積極的な働きかけもあって、25日夜には全ての便が離陸したということだ。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年12月28日
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