(4)韓米朝日の頻繁で大きな動き 北東アジアの安全保障情勢は可変的要素を増す
7月8日、韓米はミサイル防衛システム「THAAD」の韓国配備を発表した。その前後に、朝鮮は核実験を2回行った。3月から日本は新安保法を施行し、新たな「防衛白書」を了承し、自衛隊に「駆け付け警護」任務を付与した。これは日本が平和憲法と「専守防衛」政策を放棄したことを意味する。北東アジアの安全保障情勢を世界は懸念した。
(5)中国は国際法治を揺るぎなく守った 不法な南中国海仲裁裁判の茶番が終る
いわゆる南中国海仲裁裁判臨時仲裁裁判所が7月12日に発表した、フィリピンのアキノ政権が一方的に提起した南中国海仲裁裁判の違法で理に逆らう無効な裁定に対して、中国は受け入れず、認めない立場を終始堅持した。中国の正当な立場は120カ国近く、240余りの各国政党の理解と支持を得た。10月、フィリピンのドゥテルテ大統領の訪中時に、中比は南中国海問題を改めて直接の当事国による二国間対話・協議による解決の道へと戻すべきだという考えで一致した。
(6)テロに新たな状況 世界のテロ対策には新たな思考が必要
今年、ベルギー、トルコ、エジプトなど各国でテロが起きた。テロはグローバル化、本土化、断片化、ネットワーク化という新たな状況を呈している。国際テロ対策行動における国連の調整役割を強化し、テロ対策の合力を形成する。この中国の主張は国際社会の幅広い賛同を得た。
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