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中国、80後が「新中産階級」の主力に インターネットなどの分野に集中

人民網日本語版 2017年10月13日10:17

求人サイト・智聯招聘が中国の「新中産階級」を対象に実施した調査によると、「80後」(1980年代生まれ)が、「新中産階級」の主力となっており、全体の54%を占めている。以下、「70後」(1970年代生まれ)、「90後」(1990年代生まれ)と続く。「新中産階級」の多くは高等教育を受け、91.7%以上が大学の学部、または専科(短大に相当)を卒業し、うち21.3%が修士課程、または博士課程を修了している。北方網が報じた。

所得や資産の水準を見ると、「新中産階級」の過半数の純所得が10-50万元(約170-850万円)、投資可能な資産が20-500万元(340-8500万円)となっている。また、回答者の82.5%が給料やボーナスなど以外に収入源があり、うち、二線都市の「新中産階級」の 16.2%が店や会社を経営して、所得を増やしていた。一線都市を見ると、「新中産階級」のうち、金融投資収益がある人の割合は51.5%だった。

調査では、ここ1年の「新中産階級」の支出のうち、明らかに増加した10項目は、実物系の商品が1項目あっただけで、他の9項目は全て体験系のサービスだった。トップは学習や自己啓発で、回答者の過半数がこの分野での支出が明らかに増えたとした。2-10位は順に、旅行、住居、子供、飲食、運動・トレーニング、交通、交際、服飾、娯楽だった。

回答者の25%以上が、ここ2年で投資のために不動産を購入したと答え、うち3割が自分や配偶者の貯蓄を使って頭金を払っていた。残りの7割は、他の人から頭金の援助を受けていた。

調査によると、「新中産階級」のほとんどは、インターネット、金融、不動産、製造業、政府機関、事業機関、貿易・流通、医薬・食品、ニュース・出版・メディア、教育・トレーニング、法律などの業界に携わっている。職場における熾烈な競争において、「新中産階級」は自己啓発を重視しており、仕事のストレスはあまり気にしていない。うち、63.4%は長期間、安定した読書習慣を保っており、オンライン授業を自費で受けている人の割合も50%に達した。次の仕事を選ぶ際に重視する点については、「自分の才能をもっと発揮できるか」、「将来の見通しが明るい業界か」、「給料、オプションなど、待遇が良いか」などを選び、「仕事のストレスがあまりないか」との回答は10.7%にとどまった。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年10月13日

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