商務部(商務省)のサイトによると、同部は9日、韓国と日本が原産の輸入ニトリルゴム(NBR)に対するダンピング調査の実施に関する公告を発表した。公告によると、11月9日から韓日原産の輸入ニトリルゴムに対してダンピング調査を行うこととし、調査対象期間は2016年7月1日から17年6月30日まで、産業界に対する損害についての調査対象期間は14年1月1日から17年6月30日までとすることが確定したという。中国新聞網が伝えた。
同公告によれば、中華人民共和国商務部は17年9月29日、中国石油天然気股フン有限公司(フンはにんべんに分)の蘭州石化分公司および寧波(ニンポー)潤沢橡膠有限公司が国内ニトリルゴム産業を代表して正式に提出したダンピング調査の申請を受け取った。申請者は韓国と日本が原産の輸入ニトリルゴムに対して反ダンピング措置としての調査を行うよう求めた。同部は「中華人民共和国反ダンピング条例」の関連規定に基づき、申請者の資格、調査を申請された製品の状況、中国の同類製品の状況、調査を申請された製品の国内産業に対する影響、調査を申請された国(地域)の状況などについて審査を行った。
同公告は、今回の調査は17年11月9日に開始し、調査を行う期間は通常の場合は18年11月9日まで、特殊な状況があれば16年5月9日まで延長するとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月9日
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