外交部(外務省)の耿爽報道官は5日の定例記者会見で「中国側にオーストラリアの内政に干渉する意図はなく、政治献金を通じてオーストラリアの国内問題に影響を与える意図もない」と表明した。
【記者】報道によると、オーストラリアのターンブル首相は火曜日、他国が政治献金を通じて外的影響を与えることを禁止する新法の成立を図っていると述べた。また、中国がオーストラリアに影響を与えていることに関する報道に人々が懸念を抱いていることがその理由の一部だとした。ターンブル首相の発言についてコメントは。
【耿報道官】中国側は一貫して、相互尊重と相互内政不干渉を基礎に各国と友好協力関係を発展させている。また、この原則に従いオーストラリアとの関係を発展させている。われわれはオーストラリア側に対して、偏見を棄て、客観的かつ公正な姿勢で中国及び中豪関係を見るよう改めて促す。
健全で安定した中豪関係は中国側の利益に合致するのみならず、オーストラリア側の利益にも合致する。オーストラリア側がこの事をはっきりと認識することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月6日
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