資料画像:香港地区の小学生(画像は香港紙「文匯報」から)
国際学術研究団体・国際教育到達度評価学会(IEA)は5日、国際読書力調査「Progress in International Reading Literacy Study(PIRLS)」を発表し、読書力トップはロシア、2位はシンガポールだった。中国香港地区は前回の1位から3位に順位を落とした。中国新聞網が香港紙「文匯報」の報道を引用して報じた。
各国・地域の学生の読書能力を示すために、IEAは5年に一度、読書の基礎能力や理解能力を調べた同調査の結果を発表している。今回は50ヶ国・地域の小学4年の児童約32万人が調査対象となった。
今年トップだったのは、581ポイントを獲得したロシア。2位のシンガポールは576ポイント、香港地区は569ポイントだった。研究では、香港地区の小学4年の児童の5分の1の読書能力が、IEAの制定する基準をクリアしており、複雑なテキストでも、ストーリーや情報の全体像を理解することができるということが判明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年12月7日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn