今年の「ダブル12」(12月12日のネット通販イベント)は平日だったが、北京市民の消費意欲には何の影響もなかった。インターネット地元密着型生活サービスプラットフォームの口碑がこのほど発表したデータによると、12月12日には、全国の300を超える都市が口碑の「ダブル12」イベントに参加した。北京では口碑のオフラインルートで348万人が買い物をし、このうち「95後」(1995年以降生まれ)のクラスターが頭角を現し、取引量の16%を占めて大きく寄与したという。「北京晨報」が伝えた。
今年の「ダブル12」は優遇レベルが例年より高かった。商店が打ち出す最高50%の割引きサービスのほか、口碑のアプリケーションをダウンロードした人には5%の割引券が贈られた。
カルフールの中国国内店舗230店では、口碑プラットフォームを通じての取引額がわずか12時間で1億元(1元は約17.0円)に達した。ディコスでは一日でフライドチキンが30万個売れ、ワトソンズではシートマスク40万枚以上、万寧ではティッシュペーパー20万個以上がたちまち売り切れた。
北京で「ダブル12」のカーニバルに参加したビジネス圏は64ヶ所あり、12日当日だけで、口碑は北京の商店をサポートして優待券1200万枚あまりを発行した。ビジネス圏の人の流れは普段より大幅に増え、中でも朝陽区に繰り出す人が最も多かった。一人あたり平均消費額をみると、平谷区の人々の「のめり込み度」が最も高く、女性の平均が男性を約6元上回った。
口碑の関連部門責任者は、「今年から、ユーザーは口碑アプリを登録すれば専用の口碑カードを開通でき、8.8%オフの優待券を3枚もらえるようになった。15日以降も、オフライン消費がランダムで無料になるキャンペーンを連日打ち出す」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月14日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn