2014年12月16日  
 

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「ダブル12」に見る各都市の生活 「勉強好き」は北京が最多

人民網日本語版 2014年12月16日13:03

「ダブル11(11月11日)」に続く中国のネット商戦「ダブル12(12月12日)」当日に、ショッピングサイト「タオバオ(淘宝網)」で購入された商品の分析結果が14日公表された。商品がますます多様化し、「モノ」だけでなく「体験」も商品化する中、全国約300都市を対象にした今回の調査で、北京、南京の消費者が最も「勉強好き」で、福州の消費者は「洗車好き」、また、杭州の消費者は「最も愛があり」、上海の消費者は「最も生活の質を求める」といった結果が得られた。新京報が伝えた。

「勉強好き」の都市では会計の講座が一番人気

12月12日、ショッピングサイトのタオバオでは「勉強好き」の消費者たちによって、わずか15分間で1400回分の「オンライン講座」が売れた。一番人気は平均価格600元(約11400円)の会計講座で、売上額は10万元(約190万円)に上った。統計によると、北京、上海、南京、広州、天津の消費者の「講座」購入額が上位5位を占め、「最も勉強好きな都市」の座を得た。これらの都市では会計の他、英語関連の講座が人気を集めた。オンライン会計講座を提供する東奥会計の関係者によると、この日売れた「会計士養成講座」といった商品の中には2015年まで予約待ちのものもあるという。

健康関連分野の商品の売れ行きも上々だ。同日、全国100の都市住民が購入した「健康関連サービス」の一人当たりの消費額は約300元(約5700円)となった。統計によると、人気を集めたサービスは身体検査ではなく、歯科衛生商品だった。タオバオに登録しているある歯科医院仲介業者によると、「ダブル12」当日の8時間で1115回のオンライン注文があり、歯のクリーニングにかかる料金は1回あたり4.5元(約86円)まで下がった。

「リッチな消費者」が多いのは上海、北京、杭州、南京、広州、武漢といった都市だ。当日、上海1都市だけでも3000人の主婦ユーザーが訪問清掃サービスを注文している。「ダブル12」当日、27都市の約10万人の実名家政婦がオンラインで待機していたという統計もあり、タオバオも計100万時間の無料家政婦サービスキャンペーンを展開していた。

「上海人は他地域の特産品を好む」という面白い結果も得られた。中国各省の特産品売り上げランキングに、上海だけが上位3位に地元の特産品がランクインしていなかった。福建省の手作り牛肉団子を販売する林さんは、最も遠くてチベットまで商品を売ったという。食いしん坊は距離の遠近に関係なく美味しいものを取り寄せるようだ。ちなみに林さんはこの日、半日も経たずして1週間の最大生産量である300袋の牛肉団子を一気に捌いたという。


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