中古車取引プラットフォームで豊富な経験をもつ関係者は、「中古品市場でちゃんと売れるからこそ、消費者は購入時に何の心配もなく購入に踏み切ることができる。たくさん買い物した後には、中古品取引や不用品取引が買い物の仕上げの段階になる。中古品取引を通じて不用品を売ってしまえば、また新しい宝物を買うエネルギーが生まれる。中古品取引プラットフォームはこのようにしてECの今後の発展の原動力の主な担い手になった」と説明する。
「中国再生資源回収産業発展方向2017年」によれば、16年には中国の冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、パソコンの生産量は10億台に迫り、そのうち17%しか適切に回収されていない。16年の中国の衣類・繊維製品の消費量は2480万点で、このうち適切に回収されるのは10.9%に過ぎない。国務院発展研究センターの周宏春研究員は、「中国は世界2位のエコノミーであり、所得水準が向上すると、どの家庭でも不用品が増えた。こうした資源を有効に活用するシェアリングエコノミーが新しい経済の業態となっており、発展の可能性は極めて大きいといえる」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年12月25日
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