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北京地下鉄 3本の新路線が30日に開通

人民網日本語版 2017年12月29日11:00

北京市交通委員会の周正宇主任は27日、北京交通ラジオの番組「一路暢通」にゲスト出演し、北京で今月30日、新しい3本の地下鉄路線がテスト営業をスタートすることを明らかにした。この新路線とは、北京初のリニア地下鉄「S1線」、国内初の全自動運転地下鉄線「燕房線」および「西郊線」の3本となる。これらが開通すると、北京市地下鉄の路線数は22本に達し、総運行距離はこれまでの574キロメートルから608.2キロメートルとなる。北京商報が伝えた。

S1線は、北京で初めてとなる中・低速リニア線で、最高時速は100キロメートルに達する。開通後、通常運転には車両10本が導入される。また、大量の乗客の流れによってもたらされる安全面での隠れたリスクを防止するため、S1線には重量超過警報システムが備え付けられており、定員をオーバーした場合にはアラームが鳴る。北京市房山区に敷設された燕房線は、閻村東駅から燕山駅まで計9駅が設けられ、全長14.4キロ―メートル、全線で無人運転技術が採用される。また、同線は、完全な知的財産権を有しており、全自動運転が採用された中国大陸部で初めての地下鉄線となる。西郊線は、計7駅が設けられ、北京初の現代トラム車両が導入される路線となる。

このほど明らかになった「北京都市軌道交通長期計画ネットワーク」によると、北京軌道交通は、将来的に35路線で構成され、総運行距離は1500キロメートルを上回るとしている点は注目に値する。35路線の内訳は、市街地の地下鉄線が21本、地域快速軌道線が7本、中・低量輸送線が5本、空港線が2本となっている。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年12月29日

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