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仏で中国の茶馬古道を紹介するTV番組 放送開始セレモニーが開催

人民網日本語版 2018年01月26日08:20

中国雲南省の茶馬古道(雲南の茶と西蔵の馬を交換したことから名づけられた交易路)の歴史、文化、風土、人情を紹介するフランスのテレビ番組「秘境の地(Faut pas rêver)——茶馬古道」の放送開始セレモニーが23日夜、在フランス中国大使館で開催された。新華社が報じた。

フランスのテレビチャンネル「フランス3」(France 3)の責任者のデイナ・アスティエ氏は挨拶の中で、「『秘境の地』は20年以上放送されている番組で、未知の風景や文化を紹介することに終始努め、視聴者に世界のことをもっと知ってもらえるようにしている。今回は中国の茶馬古道にスポットを当て、中国の非常に美しい自然風景や多種多様な歴史、文化、風土、人情を紹介する」と語った。

番組の司会者・フィリップさんはセレモニーで、中国での撮影について、「今回が初めての中国訪問だった。中国に行く前に抱いていた中国のイメージというと、『世界の工場』、『人口が多い』などだった。でも、撮影の過程で、全く違う中国を知った。中国の人々は親切で、人々のつながりに感動した」と語った。

在フランス中国のチャイ雋大使(チャイは曜のつくり)は、「茶馬古道は単なる道ではなく、中国西南地区と、東南アジア、南アジア、西アジアをつなぐ膨大な道路交通網。茶馬古道はシルクロードと同じで、中国と周辺国の経済・文化交流を促進する重要な架け橋だ」と説明した。

チャイ大使によると、雲南省とフランスは古くから交流がある。19世紀、フランスの宣教師が雲南省徳欽県にブドウの木を植え、さらに、雲南省に中国で初となるコーヒーの木を植えた。同時期に、雲南省のプーアル茶がフランスに輸出された。

フィリップさんは、「フランスのワインと同じく、お茶も人々が集まって良質な時間を過ごすのにかかせないもの。『秘境の地』を通して、視聴者が中国に対する知識を増やしてくれることを願っている」と話した。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年1月26日

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