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グテーレス国連事務総長「中国は多国間主義の最も重要な柱」

人民網日本語版 2018年04月11日09:55

習近平国家主席の招待を受けて訪中した国連のグテーレス事務総長はボアオ・アジアフォーラム年次総会への出席を前に、人民日報の単独インタビューに応じた。

習主席との会談でグテーレス事務総長が最も共感したのは、国内ガバナンスも国際ガバナンスも「人々の獲得を目標」とする必要があるという習主席の見解だった。「人類運命共同体の構築に関する習主席の理念は、国際社会に対する重要な貢献だ」。グテーレス事務総長によると、国連が現在改革を進めている目的は、国連の効率を高め、より良く人々に貢献するためであり、これは「人々が最も重要であるから」だ。

グテーレス事務総長は中国と国連との協力パートナーシップも高く評価。「中国は多国間主義の最も重要な柱であり、世界の発展協力に積極的に関与し、グローバルな試練を解決するグローバル・ガバナンス・メカニズムを国際社会と共に探っている」と指摘した。また、昨年国連を代表して北京で開かれた「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席した際の事に触れ、「一帯一路」イニシアティブはグローバル化の試練に対する中国の積極的な対応だと称賛し、世界の多くの地域に平和をもたらしつつあると指摘し、今後国連と中国の協力の一層の深化に期待するとした。

朝鮮半島問題、シリア危機、アフガン問題……一つ一つの国際・地域紛争に人々は懸念すると同時に、その解決における中国の独特で積極的な影響力を明らかに見てもいる。特に先日の金正恩朝鮮労働党委員長(国務委員会委員長)の非公式訪中は、朝鮮半島の非核化問題における中国のかけがえのない役割を証明した。グテーレス事務総長は、朝鮮半島の非核化は平和的に実現する必要があり、「中国は中心的役割を発揮しており、今後はさらに大きな役割を発揮する。中国は対話の積極的な成果の根本的保証であるからだ」と指摘した。

国連難民高等弁務官を長く務めたグテーレス事務総長は、貧困脱却における中国の成果に深い感銘を受けている。「中国はすでに数億人を貧困から脱却させ、現在は全ての人々を貧困から脱却させる目標も定めた。その規模は世界的にまれに見るものだ」。今日の中国は、まさに新たな歴史的出発点に立ち、より広い視野、より高い目標、より力強い措置で全面的開放を推し進め、より高いレベルの開放型経済の発展を加速している。グテーレス事務総長は10日にボアオ・アジアフォーラム年次総会で習主席の基調演説を聞くことを大変心待ちにしている。この演説は「中国の新たな改革と革新の措置を全世界に告げる」ものであり「全中国国民が国の発展と進歩から利益を得ることは間違いない」からだ。

人民日報は6月15日に創刊70周年記念を迎える。人民日報、人民網、人民日報「両微両端」などのメディア・プラットフォームの受け手が7億人を超え、文字や動画でその見解に触れていることを知ると、グテーレス事務総長は「私の知る最大のプラットフォームだ」と大変喜んだ。グテーレス事務総長は人民日報に「人民日報創刊70周年に最大の熱意をもって謹んで祝意を表します。貴紙全職員の中国国民への卓越したサービスに感謝します」との言葉を寄せた。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年4月11日

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