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サッカー男子日本代表、W杯直前に突然の監督交代劇

人民網日本語版 2018年04月11日10:41

ワールドカップ(W杯)ロシア大会の開催まで残り2ヶ月に迫っているにもかかわらず、日本代表監督が突然交代するという事態が生じている。日本サッカー協会(JFA)は9日、記者会見を開き、日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督を解任、後任を西野朗・協会技術委員長とし、西野新監督のもとでW杯ロシア大会に臨むことになったことを明らかにした。北京日報が伝えた。

65歳のハリルホジッチ氏は、2015年3月に日本代表監督に就任。以来3年間、ハリルジャパンの通算成績は、21勝8敗9分け、見事W杯ロシア大会出場に導いた。だた、W杯への切符を手にした後の日本代表の成績は、エキシビションマッチ9試合でわずか3勝。直近の2試合は、マリ代表に粘られ引き分けになった試合とウクライナチームに敗れた試合だった。日本のメディアは、「この2試合ののち、ハリルホジッチ監督と代表メンバーとの関係が極度に悪化、チームの士気が低下したことも、監督解任の主な原因となった」と報じている。

ハリルホジッチ監督の後任となった西野氏は今年63歳、ガンバ大阪、名古屋グランパス、ヴィッセル神戸など国内チームの監督を務めた経歴がある。2008年、西野氏はガンバ大阪を率い、AFC(アジアサッカー連盟)チャンピオンズリーグを制し、同年AFCからアジア最優秀監督に選ばれた。ナショナル・チームについては、U-20代表やU-23代表の監督も務めた。1996年アトランタ五輪男子サッカーグループリーグでは、西野氏率いる日本代表が1対0でブラジルを下すという番狂わせを起こし、「マイアミの奇跡」と呼ばれた。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年4月11日

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