ダイエット期間中は、米や麺、マントウ(饅頭)、粥などの主食は食べ過ぎると太りやすいことから、量を控えるべきだということは、周知の事実となっている。そしてスイーツやアイスクリーム、ケーキなどといったような炭水化物(砂糖、でんぷん)が多く含まれた高カロリー食は、最も避けなければならない。
ダイエット期間中は、主食の量を控えるだけではなく、何を主食にするかがより重要な問題となってくる。主食のカロリーは、一般的に、100グラムで約100キロカロリーだが、小麦粉を使った製品はカロリーがより高いため、小麦粉製品を良く食べる北方の人々は太りやすく、巷では、「面を食べると太る」と言われている。
ダイエット期間中には以下のような雑穀を食事にとりいれることがおススメだ!
1.黒紫米/玄米
黒紫米には、蛋白質やアミノ酸、でんぷん、セルロースなどの栄養分を豊富に含み、少量でも満腹感が得られやすいため、カロリー摂取量と脂肪摂取量を減らすことができる。玄米にはぬか層と胚芽の部分があり、ダイエットに役立つ食物繊維が大量に含まれている。
さらに、黒紫米と玄米に含まれる食物繊維はやや硬いことから、咀嚼して飲み込むまでにより多くの時間がかかり、咀嚼の回数が増えるため、満腹感を味わうことができるので、食べすぎることはない。
2.小豆
小豆にはカリウムと食物繊維が多く含まれており、スムーズな便通や血圧降下、コレステロール値・血糖値の調整、ダイエット効果が期待できる。
3.オーツ麦
オーツ麦は、体内のコレステロール値の低下に効果がある。ダイエット中にオーツ麦を常食すると、大きな効果がある。オーツ麦にはリノール酸が非常に多く含まれており、脂肪肝やむくみ、便秘の解消やダイエットなどに極めて有効だ。
4.サツマイモ、紫イモ
サツマイモや紫イモは、炭水化物が脂肪に変えることを防ぐ働きがあり、ダイエットやシェイプアップに効果的。大量の食物繊維が含まれており、食物繊維は腸内で消化吸収されないため、腸を刺激し、蠕動運動が活発になり、便通が良くなりデドックスが促進され、特にダイエットに効果がある。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年4月16日
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