【シニアネットユーザーにおける問題点】
――高齢者がスマホを使う際の3つの障害
テンセント応用宝の調査によると、高齢者が最も好むスマホメーカーは華為(ファーウェイ)とOPPOで、人気の機種トップ10はこれら2社のブランドのいずれも価格1千元以上の高級機種が若者を圧倒する勢いとなっている。
だが、高齢者についていえば、これらの高級スマホは、最も使用方法が難しい。高齢ユーザーがスマホを使う際の3つの障害は、「アプリの使用と操作方法に関する問題」が46.7%でトップ、「スマホのシステム設定とセキュリティに関する問題(41.2%)」、「ダウンロードのやり方が分からない(32.7%)」だった。
使い方に関する問題を抱えていることから、高齢者が常用するアプリの半数は基礎的なツールであり、モバイルライフにおける最大のニーズが満たされていない。彼らが最も良く利用しているアプリ・トップ10のうち、50%がシステムツール関連だった。
【シニアネットユーザーの問題解決法】
――子供たちにヘルプを求める高齢者 今は遠隔でもサポート可能
普段からスマホの使い方を両親にしばしば教えているという人は少なくないのではないだろうか?調査によると、スマホでのネット接続で何か問題が起こった時、高齢ユーザーの圧倒的多数は子供に助けてもらっており、親戚・友人・同僚がこれに続いた。
だが、子供の側は、主に2つの問題に直面することが多い。「スマホの使い方を教えても、親はすぐに忘れる」と答えた人は57.9%、「他の地域に住んでいるため、すぐに親を助けることができない」とした人は39.6%だった。
これらの問題を解決する方法はあるのだろうか?テンセント応用宝がこのほど打ち出した「年長者への思いやり」機能では、離れて住む子供が遠隔からのサポートで親のスマホ操作上の問題の解決が可能となった。間違いなく、他のアプリ市場もこれに追随し、ネットユーザーが抱えるこの大きな悩みは解決されるだろう。
テンセント応用宝の新機能は親のスマホの問題を子供が「遠隔サポート」で解決可能。
「年長者への思いやり」機能では、子供と親がスマホ画面をリアルタイムで共有することを可能にしているだけでなく、音声とアイコンによる説明ができ、「手取り足取り」指示を進めることができる。さらには、遠く離れた場所にいる親のスマホを遠隔で整理・最適化・セキュリティ操作が行える。子供も、自分のスマホでアプリのリンク先を親に提示、親がそれをクリックして教えられた操作手順でインストールすれば、さらに快適なモバイル生活が享受できる。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年5月16日
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