北京市品質技術監督局が先ごろ発表した情報によると、通州区国家新型都市化標準化試行がこのほど審査に合格した。通州区は今年、19ヶ所の老朽化している団地を含む40件以上のスポンジ都市建設プロジェクトを展開する。新華社が伝えた。
通州区のある団地を取材したところ、団地内の歩道に吸水性に優れたレンガが舗装されていた。施工者が水をまくと、10秒もたたないうちにすべて地中に浸透し、歩道が乾燥した。
吸水性に優れたレンガだけでなく、スポンジ都市建設プロジェクトには水が路面にあふれ出ないように路面よりも低い位置に芝生を植えたり、雨水を利用した花壇、植物を両側に植えた雨水排水溝、屋上雨水回収タンクなどを含む。通州区品質技術監督局の劉永利局長は、「目標は2019年6月までに試行エリアの7割以上の雨水を地産地消し、再生水の利用率を75%に、生態海岸線回復率を85%以上まで引き上げること」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月21日
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