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中日防災減災フォーラムが四川・成都で開催

人民網日本語版 2018年05月29日14:40

中日防災減災フォーラムが28日、四川省成都市で開催された。テーマは「防災減災協力を強化し、人類の運命共同体をともに構築する」。日本から自民党の二階俊博幹事長が代表団を率いて参加し、あいさつを述べた。中国新聞社が伝えた。

二階氏は中国人民対外友好協会の招待を受けて、27日に代表団を率いて四川省に到着し、2日間の中国訪問をスタートした。今回の訪中の目的は四川大地震後の再建や被災地の振興などの成果を視察すること、中国地方都市との交流を通じて中日関係の改善と促進を加速すること、さらには中日首脳の相互往来の実現に向けた環境づくりをすることにある。

二階氏の一行は27日、地震で大きな被害を受けた漩口中学の跡地を訪れ、犠牲者と救援活動で命を落とした人たちに黙祷を捧げ、献花した。2008年の地震発生当時、自民党の総務会長だった二階氏は党が派遣した使節団を率いて現地入りし、被災地に大型テント300張を含めた救援物資31トンを届けた。

二階氏はあいさつの中で、「中国と同じく、日本も地震が頻発する国であり、両国は防災減災能力を高めることがぜひとも必要だ。フォーラムなどを通じて、(日中が)再建の経験を共有するモデルになることを願う。特に次世代にこの経験を伝え、子どもたちに防災減災意識を植え付けることにより、災害の損失を極めて大幅に軽減することができる」と述べた。

また二階氏は、「人々が大災害にどのように向き合うかが非常に重要だ」と強調し、「被災後の心のケアをめぐる交流協力が未来の協力における重要な一分野だ」との見方を示した。

フォーラムには、日本から東京農工大学の石川芳治名誉教授、大成建設の細澤治エグゼクティブフェロー、高知県黒潮町の大西勝也町長らが、中国から西南交通大学の潘毅教授、成都市応急管理弁公室の傅鋭副室長、■(さんずいに文)川県の旺娜県長らが出席し、「緊急対応と緊急配送」、「建物の耐震」、「防災とコミュニティ建設」などのテーマについて意見を交換した。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年5月29日

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