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日本での民泊利用では戸惑いも 新法施行で変化生じるか (2)

人民網日本語版 2018年06月08日15:12

村の中を歩くと、お茶の花が満開で、その光景はとてもきれいだった。しかし、村の小さな駅のトイレはとても汚かった。ここ数年、日本に来て初めて目にしたといってもいいくらい汚いトイレだった。

また昨年、筆者は日本に紅葉を見に行った。前回の経験から、布団カバーを持参して民泊に備えた。そして、民泊を予約する前に、ある知り合いが微信(Wechat)のモーメンツで、「予約した東京の民泊の家に入ってまず目にしたのがゴミだらけの通路で、寝室にはドアがなく、外れたドアが洋服ダンスの中に置かれていた」と書き込んでいるのを目にしたので、わざわざリニューアルしたばかりの民泊を予約することにした。しかし行ってみると、驚いたことに、2階建ての建物の1階の寝室とトイレにはドアがなかった。オーナーは中国系で、2家族4人で2階に泊まり、1つのトイレを共用するようにと言われた。2階に上がってみると、鼻をつくようなリフォームのニオイがした上、トイレの共用はとても不便だと感じたので、急遽ホテルに移ることにした。当日にホテルを予約すると高くなるだろうと思っていたが、東京の中心にあるホテルの料金は、キャンセルしたその民泊とほとんど変わらなかった。

民泊を利用するのは、日本の一般家庭の生活を体験するためで、ホテルほど快適でなくても気にならないという人もいれば、民泊は料金が安ければいいが、高い場合はホテルと同じようなサービスを提供しなければならないと考える人もいる。

民泊を利用するなら、武士の家のような、特徴がありながらも、それほど高くない所がベストで、そこでなら現地の風習や人情にも触れることができる。また、桜や紅葉の季節など、旅行シーズン時に民泊を利用すると、値段は当然少し高くなるものの、独特の雰囲気をじっくり味わうことができ、それはそれで価値がある。しかし、最悪なのは、ホテルと同じほどの料金にもかかわらず、サービスはホテルに遥かに及ばない民泊だ。

しかし6月15日から、日本では住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行される。同法は、民泊として家を提供できる日数を1年間180日までとし、家屋内に、台所・浴室・トイレ・洗面設備があること、非常用照明器具の設置、避難経路の表示のほか、設備の使用方法に関する外国語を用いた案内、近隣苦情窓口設置などを義務付けている。


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