世界的な経営コンサルティング企業の米A.T.カーニーがこのほど発表した最新の報告書「2018年グローバル都市調査」によると、グローバル都市指数のランキングで香港、北京、上海が上位20位以内に入ったという。「解放日報」が伝えた。
同報告書は世界6大エリアの135都市への調査に基づくもの。今年は「グローバル都市指数」で香港が5位、北京が9位、上海が19位になった。また同指数ランキングに新たに登場した7都市のうち、6つが中国の都市だった。
同報告書は、「ビジネス活動が中国の都市の発展を促進する主要な要素であり、人的資本と文化的体験も重要な駆動力になっている」と指摘。米経済誌「フォーブス」がこのほど発表した記事「中国の都市はより大きく、よりよく、より速く変化している」は、「最も潜在力を備えた都市を語る場合、ランキングにおける中国の都市の順位上昇のペースは他国よりも速い」と記した。カーニーの点数評価メカニズムに基づけば、「グローバル都市指数」に名前の挙がった中国の都市の点数は毎年1.8%のペースで上昇したが、北米地域の都市は0.6%にとどまったという。
カーニーの「海外直接投資(FDI)信頼感指数」によれば、中国は投資先ランキングで過去20年間、トップ5の座から下りたことがない。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年6月12日
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