香港地区を観光のため何度も訪れる大陸部からの観光客、特に華南地区の人々をより多く惹きつけるため、香港ディズニーランドは2018年下半期の全く新しい「マルチデイパス」を11日、広東省広州市で発行した。中国新聞網が伝えた。
この香港ディズニーランドの「マルチデイパス」は中国の旅行サイト「Lvmama.com」が香港ディズニーランドリゾートと提携して発行する。6月12日には同省深セン市で、13日には珠海市でそれぞれ香港ディズニーランド「マルチデイパス」の関連PRイベントが開かれる予定だ。
今年に入って、香港地区の観光業は好転を続けている。香港観光発展局のデータによると、今年4月に香港地区を訪れた観光客総数は同期比11%増の延べ530万人となっており、そのうち大陸部観光客の増加が同期比15.2%と最も顕著となっている。また今年は春節(旧正月、今年は2月16日)長期休暇だけでなく、労働節(メーデー)の3連休においても香港地区を訪れた大陸部観光客が大幅に増加している。
Lvmama.com景酒事業部華南エリアの陳萃■総経理(■は雨かんむりに文)は、「香港ディズニーランドの3回分の入場券付きの『マルチデイパス』はLvmama.comと香港ディズニーランドが消費者のニーズに応えた全く新しい試みであり、旅行商品の新たな組み合わせとより多くの付加サービスを加えることで、消費者の香港ディズニーランドにおけるシーズン毎の素晴らしいプログラムを余すことなく楽しみたいというニーズを満たしている」とした。
今回の香港ディズニーランド「マルチデイパス」には半年間を有効期限とした3回分の入場券が含まれているほか、リゾートエリア内のホテル2泊分の宿泊も込みで1人1550元(約26,770円)からとなっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2018年6月13日
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