端午節(旧暦5月5日。今年は6月18日)の三連休中、北京の老舗では好調な売れ行きが続いた。什刹海同和居食府や西来順、大地西餐庁などの老舗ではいずれも販売量が前年同期比2割以上増加した。また、同春園や烤肉季、烤肉宛、同和居、峨嵋酒家、曲園酒楼、柳泉居、華天延吉餐庁など老舗各店の販売量は、普段の日の2倍に上った。北京晩報が伝えた。
今年の端午節三連休は、やや賑やかな状況を呈した。W杯ロシア大会開幕と父の日が重なってトリプル祝日となり、多くの店は、テイクアウトやデリバリーの受注に忙殺された。
三里河同和居の張マネージャーは、「テレビが設置されている個室では、どこもスポーツチャンネルが放送されていた。例年の端午節連休と異なり、今年の来店客が最も鑑賞したい番組はW杯だった。個室ではない大広間のテーブル客も、みな大型スクリーンに目が釘付けだった」と話した。
曲園酒楼の馬東梅マネージャーは、「端午節連休中に最も人気が高かったメニューは冷菜だった。たとえば、湘味鹵鴨(湖南風味鴨ロース)、蘿卜炒(細切り大根の塩もみ)、豆豉炒蘿卜幹(切り干し大根の豆鼓合え)、燜小魚(小魚の煮付け)などは、W杯観戦の夜に最もふさわしいメニューだ」と紹介した。華天延吉餐庁では、冷麺のデリバリーだけでも、1日に2~300人前の注文があったという。ある店では、ピーク時間帯には、順番待ちの客が200組以上に達した。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月20日
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