第68回FIFA(国際サッカー連盟)総会が、モスクワで現地時間13日に開催された。決戦投票の結果、2026年ワールドカップ(W杯)は、カナダ・メキシコ・米国の3ヶ国で共同開催されることに決まった。人民日報が伝えた。
FIFAは、24人の委員で構成される委員会がW杯開催地を決めるという方法を今回初めて採用せず、総会に出席した投票権を持つ203のメンバー協会による投票で開催地を決定した。計203票のうちカナダ・メキシコ・米国による3ヶ国共催案に134票が入り、モロッコはわずか65票、このほか棄権が3票、「どの候補地にも賛成しない」が1票あった。こうした結果を受けて最終的に、カナダ・メキシコ・米国の共催案が採択された。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、今回の投票結果を高く評価、「今回の結果は、FIFAの歴史を塗り替えるような変革であり、FIFAがより清廉潔白かつ公平な方向に向かっていることを確信している」との認識を示した。FIFAの新会長選がパリで来年6月5日に行われるが、インファンティーノ会長は再選を目指している。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月15日
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