過失により他人に重傷を負わせ、生命の危険をもたらしたとして、タイの遊覧船「フェニックス号」の女性船主(26)が、警察によって指名手配リストに組み入れられ、その後出頭した。「フェニックス号」は、プーケット島沖の海域で転覆・沈没し、中国人47人が犠牲となった。中央テレビニュースが報じた。
「フェニックス号」を登記した船主は、タイのWaraluck Rerkchaiという女性。地元紙「バンコクポスト」の16日付報道によると、裁判所から逮捕状と指名手配書が発行された翌日の14日、Rerkchaiは警察に出頭したという。プーケット島警察局は、この26歳の女性船主に対して、「過失により他人に重傷を負わせ、生命の危険をもたらした」容疑で告発した。同警察局のTeerapol Tipcharoen指揮官によると、容疑者はその容疑について否認しているという。
これより前、「フェニックス号」のシニア・エンジニアを務めるOnchan Kanhayothi容疑者も、同じ罪で告発された。同容疑者は取り調べで罪を認め、その後保釈された。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年7月17日
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