中国航空工業集団有限公司が発表した情報によると、同社が自主開発した大型消火・海上救助用水陸両用機のAG600「鯤竜」(001号機)が、広東省、湖南省、湖北省の空域を経由し、広東省珠海金湾空港から湖北省荊門漳河空港に無事移動した。新華社が伝えた。
これは「大型機ファミリー」の中で水陸両用の特長を備えたAG600が新たな旅路につき、全面的な海上試験、試験飛行の段階に入ったことを意味する。
情報によると、AG600は中国が森林消火と水上救助の差し迫った需要を満たすため、初めて中国民航適航規章「CCAR-25」に基づき自主開発された大規模特殊用途民間機であり、国家緊急救助体制の建設に必要な重大航空装備品だ。2017年12月24日の陸からの初飛行成功後、システム検証試験飛行と移動前の調整試験飛行を行い、飛行性能及び各システムの主要機能の検証を終えた。AG600は今後、荊門漳河空港で海上試験、試験飛行の関連作業を展開する計画だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月27日
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