「第17回みずほファイナンスセミナー」の会場の様子(撮影・木村雄太)
日本のみずほ銀行が主催する「第17回みずほファイナンスセミナー」が11月2日から8日にかけて、東京で開催された。同セミナーでは「みずほの戦略」、「日本株ストラテジー」と題する報告が行われた。人民網が伝えた。
「日本株ストラテジー」と題する報告を行うみずほ証券エクイティ調査部チーフ株式ストラテジストの菊地正俊氏(撮影・木村雄太)
みずほ証券エクイティ調査部チーフ株式ストラテジストの菊地正俊氏は、「日本株ストラテジー」と題する報告をし、経済・株式市場の見通しや国内政治・企業経営、ファンドフローに関する分析を行った。報告によると、日本企業の成長を促すのは海外市場となっており、現時点では中米貿易摩擦の影響を受け、日本企業の多くがASEAN諸国に進出している。また、2018年の中国の経済成長は6.5%と予想されている一方、日本経済は世界経済の減速および来年実施される消費税増税により、18年度の実質経済成長率は1.2%、19年度の成長率は0.8%と、低下していくと予想される。
みずほ銀行は1979年から毎年中国の金融マンを対象に日本で金融セミナーを開催し、研修内容は日本経済金融専門講義、企業視察などを含めているという。(文・木村雄太)
「人民網日本語版」2018年11月10日
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