ジェトロのジャパンパビリオンにはユニークな弁当箱など日本の様々な工芸品や生活用品が展示された(撮影・玄番登史江)。
規模の大きさと来場者の熱心さ、「予想外」の反応得た日本企業
「中国国内で多くの展示会に出展してきたが、これほどの規模のものはかつて無く、我々の予想を遥かに超えた効果が得られた」と語るのは不二越(中国)有限公司の副総経理でロボット事業センター営業総監の劉暁兵氏。
株式会社ドウシシャではブースへの来場者の多さに、説明するスタッフの手が間に合わない状況が見られたとし、「匠の饗宴」をテーマに日本の食品を集めて出品したパビリオンに設けられた北海道のソフトクリーム試食ブースでは長蛇の列もできるほどの盛況ぶりを見せ、中国における日本商品に対する変わらぬ人気の高さをうかがわせた。
来年以降の参加の意向は?
今回は第1回目ということもあり、出品内容や規模など模索しながらの出展となった各社。各ブースでの来場者の熱心な反応に、来年以降も参加する意向をすでに表明している企業もみられ、今後も中国の開放政策と共に、同博覧会は日本企業にとっても中国市場を開拓する上で、重要な交流の場となるのではないだろうか。(文・玄番登史江)
「人民網日本語版」2018年11月15日
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