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中国のクラウドコンピューティング企業、海外進出を加速

人民網日本語版 2018年11月30日08:19

シンガポールの乗車カード、アラブ首長国連邦のプライベート・バンキング、チリのスーパーチェーン、英国のシェア自転車など、中国のクラウドコンピューティング企業が近年、海外進出を加速し国際市場に進出している。「中国雲(チャイナクラウド)」が世界に身近なサービスを提供している。人民日報が伝えた。

欧州原子核研究機構(CERN)は世界的に有名な研究機関であり、ワールド・ワイド・ウェブが誕生した場所でもある。欧州最大のサイエンスクラウド「ヘリックス・ネビュラ」はここで建設中で、CERN、欧州分子生物学研究所(EMBL)、高エネルギー物理研究所などトップクラスの研究機関をサポートしようとしている。1000台以上のシミュレーターを使い高エネルギー量子の衝突結果の分析に成功したため、CERNはヘリックス・ネビュラの建設で、ファーウェイが技術サポートするドイツ通信オープンクラウド(OTC)を選択した。

ヘリックス・ネビュラは近年の、中国クラウドコンピューティング企業の海外進出の縮図だ。アリババのクラウドサービス「阿里雲(Aliyun)」はすでに世界19地域で52カ所のアベイラビリティゾーンを運営しており、米国、英国、ドイツ、日本、中国という世界最大のクラウドコンピューティング市場をフルカバーしている。テンセントのクラウドコンピューティング事業「騰訊雲」は世界22地域で37カ所のアベイラビリティゾーンを運営しており、世界で6000社以上の提携先と9万人の開発者を擁する。

中国工業・情報化部(省)が2017年3月に発表した「クラウドコンピューティング発展3カ年行動計画(2017−19年)」は、2019年までに中国のクラウドコンピューティング産業規模を4300億元(1元は約16.4円)とし、一連のコア技術の進展を実現し、クラウドコンピューティングサービス能力を世界先進水準にし、世界クラウドコンピューティング市場で高いシェアを占める2−3社のリーディングカンパニーを出現させるとした。クラウドコンピューティングは情報化建設の主な形態、インターネット強国・製造強国建設の重要な支柱になっており、経済・社会の各分野の情報化水準の大幅な向上を促している。

「中国雲」は中国企業の海外進出を促すと同時に、現地市場を開拓し、現地の発展に活力を注いでいる。

阿里雲は2017年10月、マレーシアに初めて進出した海外クラウドサービスになった。クラウドコンピューティングはオンライン公共サービスの形式で計算能力を提供し、現地の起業者はより低いハードルで構想を実現できるようになる。マレーシアデジタル経済発展機関はさらにアリババと提携し、多層的な人材育成、科学技術者の蓄積を展開している。

ファーウェイが2016年4月にスペインのテレフォニカ・モビレス・エスパーニャ社とパートナー共有クラウド事業を開始してから、双方はブラジル、チリ、メキシコ、アルゼンチン、ペルーにデータセンターを設置し、公共クラウドサービス「オープンクラウド」をリリースした。オープンクラウドは2018年現在、現地で32種類以上のサービスを提供しており、中南米をカバーしている。クラウドサービスは現地データセンターによる低遅延、高いサービス品質、現地通貨による決済という利便性を十分に発揮し、提携先と共に現地の多くの利用者(小売大手のファラベラ、物流業界のAndreani、金融業界のサンタンデール銀行など)にサービスを提供している。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年11月30日

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