米国のアップル社は7月30日に2019年度第3四半期決算を発表した。それによると、同期は営業収益が記録を更新し、純利益は前年同期比約13%減少した。営業収益は2四半期連続で減少した後で増加に転じ、業績は市場の予想よりも好調だったため、株価は大幅に上昇して、前営業日比4%以上上昇した。
決算によると、純営業収益は538億900万ドル(1ドルは約109.1円)で同約1%増加し、アップルの同期純営業収益としては過去最高を更新した。純利益は100億4400万ドルで同約13%減少した。1株あたり利益は2.18ドルで同7%低下した。決算では、第4四半期の営業収益は610億-640億ドルに達し、粗利益律は37.5-38.5%になると予測されている。
アップルが長年頼みとしてきたiPhone(アイフォーン)の営業収益は低下を続けた。同期の純営業収益は259億9千万ドルで前年同期の294億7千万ドルを下回り、減少幅は13.4%あった。アップルは販売台数を公表しなくなったため、増減の詳しい状況はわからない。分析によれば、2020年に5G対応モデルが登場するまで、iPhoneが劣勢を挽回するのは難しいという。
決算によると、携帯電話以外の業務は前年同期に比べて増加した。サービス業務の純営業収益は114億5500万ドルで同12.6%増加し、ウェアラブル機器、スマートホーム製品、各種デバイスの純営業収益は55億2500万ドルで同約48%増加した。分析によれば、サービス業務の増加率は久々に最低を更新し、これは今後は爆発的増加が見込めないことを示しているという。
同期の中華圏純営業収益は91億5700万ドルで同約4%減少した。前期の減少幅は22%だった。中国市場の営業収益の大幅減少などの影響を受けて、アップルは今年初めに珍しく業績予想を下方修正し、これにより株価は大幅に下落したが、最近は業績回復にともなって、株価も底を打って反転上昇しており、年初以来の上昇幅は32%を超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年8月1日
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