北京国電高科科技有限公司が開発した衛星「天啓・滄州号」が北京時間17日12時11分、初打ち上げとなった商業ロケット「捷竜1号」によって宇宙に送り込まれた。同衛星は天啓衛星ネットワークの3基目の業務衛星で、その軌道投入成功は天啓IoT(モノのインターネット)衛星ネットワークのネットワーク構築・運営をおおよそ実現したことを意味している。科技日報が伝えた。
中国初のネットワーク構築・運営を実現したIoT衛星ネットワークである天啓衛星ネットワークは、より効率的な通信体制とスペクトル効率を採用。信頼性・経済性の高い衛星IoTサービス、業界ソリューションの提供を目指す。天啓衛星ネットワークは38基の低軌道・低傾斜角小型衛星で構築される。うち36基は軌道高度900キロ、軌道傾斜角45度を採用。6つの軌道面で衛星各6基が周回する。残りの2基は太陽同期軌道衛星。
天啓衛星ネットワークはネットワーク構築・運営をおおよそ実現した後、時間分解能が4時間近くに達する。年末までに天啓衛星ネットワークはさらに5基の衛星を打ち上げる予定で、これにより時間分解能が1時間内になり、衛星ネットワークの予定されている業務量の40%の需要を満たす。さらに2020年には全38基の打ち上げ・ネットワーク構築を予定しており、業務の全世界リアルタイムカバー能力に達する。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月19日
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