協議の成果を確定 中米は段階的合意へさらに一歩近づいた (2)

人民網日本語版 2019年10月28日14:48

「双方は米国が中国産調理済み食肉、ナマズ製品を輸入する際の監督管理システムの等価及び中国の米国産食品の対中輸出禁止令の解除、肉類製品の公共衛生情報システム(PHIS)の応用などについて共通認識に達したことを確認した」。

この表現は専門性が非常に強く、取り上げられた公共衛生情報システム(PHIS)は、米農務省が開発使用する米国が肉類製品を輸出する際の衛生証明書管理に利用される情報システムだ。

「このシステムを通じて、中国税関は米国が発行した対中輸出肉類製品のすべての衛生証明書に関わる情報を問い合わせることが可能であり、通関地での検査時に輸入貨物に付された紙の証明書の情報と照合し、証明書が本物か、有効かを確認することが可能だ。このシステムを使用することで、米国肉類製品の輸出証明書システムの安全性が向上し、両国の安全監督管理当局の協力を促進し、米国の対中輸出肉類製品の安全性をより一層保障できるようになった」。

専門機関が技術的詳細についてまもなく更なる解説を行うとみられる。

こうした内容から考えて、上記の表現にはバランスを取ろうとする姿勢がはっきりとうかがえ、双方の中心的懸念に配慮したものとえいる。

「双方はそれぞれの中心的懸念を適切に解決することに同意し」たとの表現がここで実証される。

この表現には非常に重要な変化が反映されている。

第2に、中米は協議の成果を次第に確定し、段階的合意へと一歩ずつ近づいている。

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