ファーウェイが折りたたみ式スマホ発表 価格は約26万円

人民網日本語版 2019年10月25日10:35

曲げたり、畳んだりできる折りたたみ式ディスプレイが今後のスマホの未来になるかどうかにかかわらず、新しい時代への期待を「包み込んで」それが登場した。華為(ファーウェイ)が23日、初の折りたたみ式スマートフォン「Mate X」を発表した。それを手に取ると、未来に触れているような気分を味わうことができる。しかし、価格は16999元(1元は約15.4円)と、まだかなり高額で、 11月15日から、華為商城で販売される。北京日報が伝えた。

5G対応の折りたたみ式スマートフォンが来月発売

Mate Xは折りたたんだ状態では、前面にも背面にもディスプレイがある2画面式。前面のメインディスプレイは特大画面で、背面も写真・動画撮影、ビデオ通話ができる機能を備え、革新的なヒューマン・コンピュータ・インタラクションを体験できる。

画面分割機能が搭載されており、ショッピングをする時には複数のアプリを同時に開いて価格を比較したり、動画を見ながら、ビデオ通話をしたり、株取引をしながら関連の資料を調べたり、本を読みながらメモしたりすることも可能だ。ディスプレイが折りたたみ式であるためマルチタスクのニーズにスムーズに対応できるほか、画面分割機能を利用していろんな作業を同時にこなせ、新しいヒューマン・コンピュータ・インタラクションのスタイルをもたらすと期待されている。

ファーウェイ消費者業務スマホ商品ラインナップの何剛総裁によると、Mate Xはワシの翼のようなデザインと革新的なヒンジを採用し、タフな折りたたみ機能となっている。また、8GBメモリ+512Gのストレージを備え、広げた状態の画面の大きさは8インチ。5G NSA(ノンスタンドアローン、4Gとのセット運用を想定した仕様)とSA(スタンドアローン、5G単独で運用できる仕様)に対応し、4000万画素の広角カメラ、4500mAhのバッテリーを搭載し55Wの高速充電をサポートする。

ただ唯一、やや想定外だったのは、これまで1万元を少し超える程度とネット上で予想されていた価格が最終的には16999元だった点だ。ディスプレイは相対的に高価なため、画面が割れた時に備えて専用の保険に入ることもでき、その価格は2699元となっている。

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