米カーアクション映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」は、中国での公開15日目を迎えた26日に、昨年「トランスフォーマー /ロストエイジ」が記録した中国歴代興行収入記録をあっさり抜いて、20億元(約380億円)に達し、世界を驚かせた。同記録に、配給を担当するユニバーサル・ピクチャーズは自信を深めたようで、同映画で主人公を演じるヴィン・ディーゼルがこのほど、「ワイルド・スピード8」が2017年4月14日に世界で公開されることを明らかにした。
数々の記録を塗り替える
「ワイルド・スピード SKY MISSION」は公開初日に、興行収入3億9100万元(約74億2900万円)を記録し、中国映画史上最高のオープニング記録を樹立した。「トランスフォーマー /ロストエイジ」のオープニング記録は1億9千万元(約36億円)だった。公開後も、「ワイルド・スピード SKY MISSION」の興行収入は連日1億元(約19億円)以上を記録し、中国歴代興行収入第二位の「アバター」(2009年)を悠々と超えたかと思うと、26日には20億600万元に達し、あっという間に「トランスフォーマー /ロストエイジ」を抜き去った。