ハリウッドの人気カーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズ第7作が12日、中国各地で公開された。「零点場(真夜中0時の上映回)」だけでも興行収入5100万元(約10億円)という史上最高記録を打ち立て、同日正午には、3億4千万元(約66億円)という驚異的な数字に達した。零点場と統計誤差を調整すると、公開初日の興行収入は4億元(約77億円)に達し、昨年7月に「トランスフォーマー4」が樹立した2億2300万元(約43億円)の記録を上回った。ピーク期ではなく、重要な祝祭日が入っている訳でもない今の時期にこのような記録が出たということは、「ワイルド・スピード」の人気が「尋常ではない」と言うことしかできない。
〇「零点場」の興行収入、「トランスフォーマー4」の記録を凌ぐ
米国では4月3日に公開された「ワイルド・スピード」は、中国では1週間あまり遅れての公開となったが、同作品の人気の凄さに何の影響も及ぼしていない。中国公開日の4月12日、「零点場」の興行収入は5100万元に達した。これまでの最高記録は、「トランスフォーマー4」の2100万元だったが、この記録を2倍以上上回ったことになる。