2014年1月20日、太地町で入り江に追い込まれたバンドウイルカたち。 |
菅義偉官房長官は上述のケネディ大使によるツイッターの書き込みを受け、「イルカ漁業は我が国の伝統的な漁業の一つであり、法令に基づき適切に実施されている。イルカは国際捕鯨委員会の管理対象外でもあるため、今後も法令に基づいて適切に漁を行っていく」と語った。三軒町長も「地元の漁師たちは漁業権を行使しているだけ」とした。
故ジョン・レノン氏の妻で芸術家のオノ・ヨーコさんはかつて、「太地町の人々が、一方的な批判に怒りを感じるのも理解できる。しかし、彼らは追い込み漁が日本の評判を傷付けていることを知らない」、「(追い込み漁は)世界の子どもたちに日本人を嫌わせる」と述べている。
20日、イルカ追い込み漁は予定通り行われた。動物保護団体の統計によると、2013年9月以降のイルカ漁の季節において、1200頭以上のイルカが入り江に追い込まれ、600頭あまりが殺され、149頭が捕獲されたという。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年1月27日