各類都市の都市化の道筋を明確化　計画は来年発表か (3)

■都市化は「水到れば渠成る」　計画は来年打ち出すか

　会議は「都市化は自然な歴史的過程であり、中国の発展において必然的な経済・社会発展過程だ。都市化の推進は社会主義初級段階という中国の基本的国情に基づき、法則に従い、情勢に応じてうまく導き、都市化を勢いに乗じた『水到れば渠成る』の発展過程にしなければならない」と特に強調した。

　管清友氏は「中央が都市化を自然な歴史的過程と強調したのは、人為的な都市建設、大規模な立ち退き・取り壊しと建設という発想を事実上否定したに等しい」と指摘。易鵬氏も「新型の都市化が勢いに乗じた『水到れば渠成る』を明確に打ち出したのは、都市化率ばかり追求してはならないし、地方政府の評価も都市化率ばかり基準にすべきではないということだ」と指摘した。

　会議で「国家新型都市化計画」についても話し合いが行われ、関係部門がこれを基に修正を行うことは注目に値する。専門家は「今年はあと約半月を残すのみなので、国家新型都市化計画は修正を経て、来年発表される可能性がある。トップレベルデザインの登場に伴い、2014年は新型の都市化推進の始まりの年になるだろう」と指摘した。（編集NA）

　「人民網日本語版」2013年12月16日