全人代常務委員会法制工作委員刑法室の臧鉄偉副室長は9日「中国は現段階で死刑を存置しているが、厳格に抑制し、慎重に適用している。法律は極めて重大な罪を犯した犯罪者に対してのみ死刑を適用すると定めている」と説明した。新華網が伝えた。
両会プレスセンターで行われた記者会見で、臧副室長は「すでに2011年の刑法改正案(八)で13の非暴力的犯罪への死刑適用を廃止し、第18期三中全会の決定でも、死刑を適用する犯罪を段階的に減らす方針を打ち出した。刑法改正作業はすでに年度立法計画に盛り込まれており、三中全会の精神、中国の経済・社会発展の状況と犯罪取締りの必要性に基づき、各方面の意見を聞き、死刑の段階的削減の問題について研究している」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月10日