男子学生が寮の下から求愛 待っていたのは「ペットボトルの雨」=中国 (2)
■教授「告白にはタイミングを選ぶべき」
このようなキャンパス内での告白について、安徽農業大学社会学部の兪寧教授は、「このような傾向は、社会発展や海外文化の影響の結果といえよう。寮の前でろうそくを並べる、風船を上げる、『僕は君が好きだ』と大声で叫ぶ、などの行為はいずれも、感情表現の方法だ。このような方法を用いた告白がもたらす効果は、『ロマンチックな雰囲気をつくり、成功率を高める』『他人が成功したら自分も真似る』『公衆の面前で行うことで、自分は本気だということを広くアピールする』の3点に尽きる」との見方を示した。
兪教授は、「告白する側が、相手の愛と幸せを得るためには、告白する行為自体が他人にとってメリットとなるかデメリットとなるかをよく考える必要がある。もし、他人に良からぬ影響が及ぶことが確実なら、告白はちょっと待った方が良い。より良いタイミングで告白した方が、より良い結果が得られるだろう。特に、互いにインスピレーションを感じる男女ならば、ちょっとした眼差しや動作だけで、相手の気持ちを確認することができる。工夫を凝らしたわざとらしい告白は、かえって逆効果となる場合もある」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年6月3日