北京地下鉄駅にペットボトル回収機が登場
北京市の地下鉄10号線の一部の駅構内にこのほど、ペットボトル回収機が設置された。飲み終わったペットボトルをこの「回収機」に持って行き、指示に従って空ペットボトルを投入すると「カタン」と音がし、回収可能と判定されたペットボトルは回収機の中で圧縮される。ペットボトル1個を投入するごとに0.05-0.15元を獲得でき、公共交通ICカードをかざすだけで、自動的にカードにチャージされる。もちろん環境保護事業にこの報酬を寄付することも可能だ。
地下鉄10号線の芍薬居駅では12月20日早朝、新たに設置されたペットボトル回収機がサラリーマンたちの注目を集めた。人々からは期待の一方で、次のような疑問の声も上がった。
「1度にペットボトルを400本までしか収容できないとあるが、乗客の多い地下鉄駅に対応できるのか?」
「識別できないペットボトルが返却口にたまり、機械が詰まるのでは?」
「ペットボトルの価格はどうやって決めるのか?廃品回収で生計を立てている人に影響が及ぶのでは?」