中国、毎年約200万人がガンで命落とす
【中日対訳】 中国医学を専門とする名医が集まる「腫瘍診療フォーラム」が先月27日、北京で開催された。中国衛生部中日友好病院の張教授は「中国では現在、毎年200-300万人以上がガンを発病し、160-200万人がガンが原因で亡くなっている。40年余りにわたって、中国は漢方薬治療や中国医学と西洋医学を結合させた治療法でガンと闘ってきた。そして、この治療法は多くの医療関係者や患者に受け入れられるようになっている」と語った。「人民網」が報じた。
中国で漢方薬はガン治療の重要な部分を成すようになっている。中国医学を駆使してガンを治療する過程で、各医師は独自の学術思想を形成し、豊富な臨床経験を積み、治療に最大限活用している。張教授によると、「ガンのステージが中期、末期の高齢者を治療する面で、中国医学では『体の管理能力を整え、ガンに対する抵抗力を高めることを主とし、次にガンの原因を取り除く』ことを考える。そして、この2つを主な治療原則とすると同時に、患者の回復治療をも重視し、ガンと闘う自身を患者に持ってもらう。また、局部治療と総合治療を結合させて実施することも重視する」。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年11月7日