きょうの人民日報「微博」--酷暑の中国、室内でも熱中症の可能性
連日の猛暑に襲われている中国。各地の病院では、熱中症患者の治療に追われている。上海では今年の夏、既に10人が仕事とは関係のない状況で熱中症になり、亡くなっている。うち、室内で熱中症になった患者が3割以上を占めた。医師は、「これほどの暑さになると、室内でも熱中症になる可能性があり、扇風機では問題の解決にならない。特に虚弱体質や基礎疾患を患う中高年の人は、クーラーを適度に利用するべき」と注意を呼び掛けている。
【南京で高齢者が熱射病で死亡】30日午後、南京市で初の熱射病患者(60)が病院に搬送されたが、治療の甲斐なく亡くなった。同患者は29日午後、南京駅広場の近くの芝生で休憩をしていたところ、意識を失い病院に運ばれた。その時点で、顔は青くなり、体温はなんと42度で、心肺停止の状態だった。専門家は、暑さ対策を十分取り、直射日光を浴びないようにと注意を呼び掛けている。