春秋航空、12月にお見合いフライト就航
春秋航空は12月に、上海-昆明、石家荘-昆明、天津-昆明の3路線で、「お見合いフライト」を就航させる計画で、「空中お見合い」なるものが、初めて実施されることになった。春秋航空によると、独身の友人と2人で申し込むことが参加の条件となっており、友人同士で参加することで、お見合いの雰囲気がよりリラックスしたものとなり、お見合いの成功率も高くなることが期待されるという。新民晩報が報じた。
春秋航空担当者は、「お見合いフライト」について、次の通り説明した。
我々は、このお見合いフライトを「換草行動(恋人候補を紹介し合うこと)」と名付けた。親友同士やきょうだいのほか、親しい「異性の友人」がいる若者は多く、知り合いは「身近な異性」であるが、友人として親しくなればなるほど、恋人関係に変わる可能性が低くなる。春秋航空は、若い人々が、各自の友人を紹介し合う機会を提供できるような企画を考えた。親しい友人を誘って「お見合いフライト」に搭乗する。「他の異性とその友人」も同じ便に乗ることで、お互いに紹介し合えば、お見合いの成功率はぐんとアップする。
「お見合いフライト」の予約受け付けはすでに始まっている。搭乗希望者は、新浪微博(ウェイボー・ミニブログ)、微信(スマホ用チャットアプリ)など各種ルートを通じて春秋航空に予約申し込みができる。春秋航空は、「予約の際には、友人と2名単位で申し込むことが条件だ。2人はいずれも独身であることが条件で、性別は問わない。航空券代金は、1人分を支払えば、もう1人の分は無料となる。例えば、上海-昆明線では、従来片道1人分は520元(約8600円)だが、1040元(約17200円)で2人が往復できる。年齢制限については、男性が25歳から38歳まで、女性は22歳から35歳まで」としている。
春秋航空担当者によると、お見合いフライトは、10人以上の申込があれば、実施されるという。お見合いフライトのキャビンには、「お見合いコーナー」が設けられる。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年11月21日