北京市気象局によると、四環路と五環路の間に位置する同市朝陽区气象局の観測員がこのほど、初雪を観測した。
寒の入りとなる二十四節気の小寒を迎えた5日、北京の気温はそれほど下がらず、最高気温6度を計測した。
しかし、6日以降、寒気が北京に入り込み、気温が下がると見込まれている。北京気象台は、北東部に位置する密雲県や平谷区の山間では同日早朝、小雪が舞うと予想している。
同気象台の王華・首席予報員は、5日夕方の予報に基づくと、華北(北京市、天津市、河北省、山西省、山東省、河南省、内蒙古自治区中部)の一帯は今回の雨や雪の影響をそれほど受けず、北京はどんよりとした天気になると予測。密雲県や平谷区の山間部で、6日の早朝から正午にかけて小雪が舞う可能性があるものの、曇り空が主となりそうだ。ただ、「気象の要素の変化は速いため、今後も水蒸気の条件の変化などに注目しなければならない」としている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年1月6日