2014年1月6日  
 

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中国映画界:2013年は若手俳優が台頭 世代交代進む

 2014年01月06日16:22
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 中国全土の映画興行収入は2013年、217億6900万元(約3700億円)に達したほか、61作品の興行収入が1億元(約17億円)の大台を突破。どちらも過去最高の数字となった。しかし、中国国産映画の興行収入ランキングを見ると、ベテラン俳優たちを起用すれば一定の興行収入が見込めるという時代はもう終わったようだ。大物俳優を集めた多くの作品の興行収入が伸びなかったのだ。一方、若手俳優たちは台頭し、中国の映画界はまさに世代交代を迎えようとしている。2013年の俳優別興行収入ランキングを見ると、香港の俳優・周星馳(チャウ・シンチー)が旗を振った「西遊・降魔篇」で主演を務めた、黄渤(ホアン・ボー)と文章(ウェン・チャン)が1位と2位。新人俳優・鄭愷も「ブラックホース」のごとく現れ、「致我們終将逝去的青春(So Young)」でブレークした趙又廷(マーク・チャオ)や「中国合夥人」(American dreams in China)の佟大為(トン・ダーウェイ)、黄暁明(ホァン・シャオミン)、鄧超(ダン・チャオ)などを抑えて3位に入り、新人王に輝いた。新華網が報じた。

No.1 黄渤

 出演映画:「西遊・降魔篇(Journey to the West: Conquering the Demons)」、「101回目のプロポーズ(原題:101次求婚)」、「厨子戯子痞子(シェフ・ 役者・悪党)」、「無人区(No Man's Land)」

 年間興行収入:19億1千万元(約325億円)

 黄渤は、主演を務めた「Lost in Thailand」(2012年年末公開)が昨年、中国映画史上最高のヒットを記録したのをきっかけに、昨年主演を務めた上記4作品の興行収入も軒並み1億元を突破。最も少ない「101回目のプロポーズ」でも1億9千万元(約32億円)だった。そして、最も多かった「西遊・降魔篇」は、昨年の興行収入ランキングでトップだった。主演した映画の興行収入が30億元(約510億円)を超えた黄渤は現在、40億元(約680億円)を目指し着々と歩んでいる。

 黄渤は現在、コストパフォーマンスの最も高い俳優へと着実に成長し、さまざまな賞も獲得。人気も高まっている。また、仕事のチョイスも抜群で、出演作品がどれも好評を博しているため、ギャラも自然と高騰している。

No.2 文章

 出演映画「西遊・降魔篇」、「不二神探(Badges of Fury)」

 年間興行収入:15億2千万元(約260億円)

 2013年の文章は、「失恋33天(Love is Not Blind)」(2011年)で演じた王小賤のように口だけが「達者」な役者ではなく、映画以外の仕事にも大忙しだった。まず、俳優業では主演を務めた「西遊・降魔篇」が12億元(約205億円)という驚異的な興行成績をたたき出すと、「不二神探」ではアクションスター・李連傑(ジェット・リー)とタッグを組み、警察を演じ、2013年俳優興行収入2位の座に座った。

 また、売れっ子の文章はドラマ「小爸爸」で監督を務めたほか、自閉症の子供のために基金プロジェクトを立ち上げるなど公益活動の分野でも活躍。活躍の領域を俳優だけでなくさまざまな分野に広げている。中国では「ソフトな男性ナンバー1」と称されている文章だが、その心には大きな野望を秘めているようだ。

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