中国黒竜江省の哈爾濱(ハルビン)市、伊春市、黒河市とロシアのアムール州から成る観光連合体が2日、哈爾濱市で立ち上げられた。同連合体は今後、黒竜江省とロシア極東地域の観光業の面で提携し、中国とロシアの海外旅行市場開拓を促進する。人民日報海外版が報じた。
黒竜江省に、同連合体のような国際観光提携組織が設置されるのはこれが初めて。
同連合体は今後、生態資源や雪、国境地帯などをテーマにした観光商品の開発に取り組み、地域間の観光業の対外開放を進める。また、同4地域の政府部門も同連合体を通して、観光・行政・法執行面の協力体制や観光時に突発的な事故や事件が発生した場合の応急処理体制などを確立するほか、観光業と品質監督検研検疫部門や法執行部門などとの情報交換、法執行面での連動などを強化し、観光市場の保護に努める。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年4月4日