王立マレーシア警察のタン・スリ・ハリド・アブ・バカー(Tan Sri Khalid Abu Bakar)長官は2日、行方不明となっているマレーシア航空MH370便について、「有力な手がかりをつかんだが、その内容については、まだ公表できない」と話した。京華時報が伝えた。
同長官は、「捜査当局の調査により、乗客が事件に関与したという可能性は排除された。だが、乗組員については、まだ調査が継続している。有力な手がかりを新たにつかんだが、その内容については、まだ公表することはできない」と語った。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)の2日付報道によると、マレーシア警察はすでに、MH370便について「刑事事件」として捜査することを決定した。機長の自宅から押収されたフライト・シミュレーターの調査については、まだ最終的な結論は出ていない。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月3日