台湾の阿里山に、今年もホタルのシーズンが到来した。3月から、黒翅螢や大端黒螢が山の至る所を飛び交い始める。4月中旬から5月がピークとなり、瑞峰・瑞里・光華・来吉・奮起湖などあらゆる山の観光スポットで鑑賞することができる。ホタルのピークを迎える毎年4月から6月、阿里山を訪れる人は延べ8万人に達し、8千万新台湾ドル(約2億7千万円)の観光収入がもたらされる。人民日報海外版が伝えた。
台湾で見つかっている60種類のホタルのうち、阿里山には37種類が生息している。阿里山にはここ数年、年間延べ8万人がホタル鑑賞に訪れており、同地を走る森林鉄道と8大観光スポットの遊歩道なども観光客をひきつけている。
阿里山管理処が今年打ち出した1泊2日のホタル鑑賞ツアーには、森林鉄道運賃、民宿宿泊代、食事4回、送迎が含まれており、2千新台湾ドル(約6800円)以下とお得な料金だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月8日