このほど開催された中国・ミャンマーの観光関連の記者会見において、雲南省は、国内初の「中国・ミャンマーレンタカープラン」を発表した。これをきっかけとして、中国からミャンマーへの観光旅行ブームが沸き起こることが期待される。人民日報海外版が報じた。
「中国・ミャンマーレンタカープラン」は、雲南省徳宏タイ族景頗族自治州にある瑞麗観光集団が企画したツアー商品で、雲南省瑞麗市から出国し、レンタカーでミャンマー各地を観光して回った後、雲南省騰冲県猴橋鎮または西双版納(シーサンパンナ)州モウ臘県から中国に戻るというコース。「中国・ミャンマー11日間レンタカー旅行」「中国・ミャンマー16日間レンタカー旅行」「中国・ミャンマー・タイ・ラオス4カ国17日間レンタカー旅行」などの種類がある。瑞麗観光集団の饒文雲・董事長によると、これらのツアーはすでに発売が開始されており、ツアー第一陣は5月初めに出発する予定という。
雲南省観光発展委員会の徐光祐・副委員長は、「中国・ミャンマーレンタカーツアーは、大メコン川流域経済協力計画(GMS)のもと、両国観光部門の協力と旅行業界の企画によって誕生した、ユニークな国際旅行商品だ。これは、中国・ミャンマー旅行商品の生命力を大いに拡大するだろう」と語った。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月8日