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6分半ごとに携帯をチェックする人は「モニター画面の奴隷」

 2014年03月07日08:22
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 ■「屏奴」について

 ○定義:「屏奴(画面の奴隷)」とは、スマート家電製品の普及に伴い、日常生活でスマホやPCなどの電子製品を長時間使用している人。特に、それから片時も離れられない人を指す。

 ○分布状況:「屏奴」は、食卓、道路、地下鉄、バス、トイレなど、至る所に分布している。

 ○及ぼす害:モニター画面に夢中になっているため、さまざまなトラブルを引き起こす。例えば、道を歩きながら携帯の操作に夢中になって転んで骨折する、トイレで長時間携帯をいじっていて、痔ろうなどの病気にかかるといったケースは頻繁に耳にする。

 あなたの周りには、このような「屏奴」はいないだろうか?最近、多くの政府公式微博(ウェイボー)で、次のような微博が転送された。

 「新華社報道によると、最近ドイツで開かれたデジタル科学技術関連会議で発表された統計データでは、2013年、世界中に18億3千万台のスマホがあり、携帯ユーザーは1日150回携帯をチェックしていた。つまり、一人平均6分半に一度携帯の画面を見ている計算になる。あなたはこの基準に当てはまるだろうか?どのくらい携帯を見ずにいられるだろうか」。この微博はネットユーザーの論議を巻き起こした。「世界で最も遠く離れた場所にいるのは、眼の前にいながらも、携帯に夢中になっているあなた」という表現は、まさに現実そのものを捉えている。広州日報が報じた。

 5日、市民20人に簡単な調査を実施したところ、「仕事以外に携帯電話やPCの画面を毎日2時間以上見ている」と答えた人は半数を上回った。

 ある商業銀行の窓口で働いている周豪さん(26)は、典型的な「屏奴」の一人だ。普段はかなり仕事が忙しく、勤務時間中はほとんどカウンターで顧客の対応に追われている。毎晩、仕事が終わって最初にすることは、携帯電話でスマホ用チャットアプリ微信(ウィーチャット)と微博をチェックすることだ。

 周さんは、「まず友達や同僚の微信をチェックしたあと、友達圏や微博を閲覧する。それが終わると、携帯ゲームを始める。帰途につくバスの中でゲームをして、ベッドで横になってゲームを続ける時もある」と話した。

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