広東の漁民が漁獲した重さ340キログラムの巨大マグロ |
広東省汕尾市の漁民、阿洪さんは11日、恵州恵東県ら60キロ離れた海域で、重さ340キログラムの巨大マグロを漁獲した。阿洪さんは、「20年間漁をしてきたが、こんな大物を捕まえたのは初めて」と驚いている。中国網が伝えた。
広東省海洋漁業資源モニタリングセンターのシニアエンジニアを務める李輝権さんは、「今回漁獲されたマグロの種類は、クロマグロの可能性が高い。このような巨大マグロが恵州海域で捕れたのは、私がこの仕事に携わって30年来、初めてのことだ」とコメントした。
このマグロは、体長が2メートルと成人男性より大きく、多くの人の手で船から陸に運ばれた。漁獲した阿洪さんによると、マグロの鮮度を保つため、汕尾にある倉庫で冷凍保存しているという。
日本のメディア報道によると、これより前の今月5日、富山県氷見市比美町の魚市場に、能登半島沖で漁獲された重さ248キログラムの大型マグロが運ばれ、多くの人が競りに参加したという。
マグロ漁の最盛期は、例年6月から7月だ。シーズンに先駆けて意外にも大物が捕れたことで、魚市場関係者は、「こんな立派なマグロには、長い間お目にかかれなかった」と絶賛、今シーズンの豊漁の期待に胸を膨らませた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年5月15日